この時期は、寒さが厳しく、空気も乾燥していますが、春花壇の準備には最適の時期です。
新年にあたり今年の庭の計画をたて、理想のお庭をつくっていきましょう!!

1.庭木の手入れ

◇松柏類・・・整姿、施肥(寒肥)、病虫害除    古い葉は手ボーキ等で簡単におちます。  古葉を落とすと通気が良く、葉に光があたり、光合成が増します。

◇常緑広葉樹・・・整姿、一部のもの防寒、施肥、病虫害(とくにカイガラムシ)防除、乾燥が続いたら、幹から離れた場所に幹を中心に輪状に溝を掘って灌水・施肥(寒肥)をしてください。肥料は有機質を主体にした緩効性の物が最もよく、この時期、発酵、分解がゆっくり進みますので、根にやさしく、水揚げが進む頃に吸収されます。

◇落葉広葉樹・・・整姿、施肥(寒肥)、病害虫防除
整姿は、この時期であれば強くも弱くも自在で、好みの樹形にすることができます。施肥は、緩効性のもがよい。整姿後、幹の根元のまわりに根元直径の枝張りの大きさの溝(30cm×30cm)を堀り、堆肥・腐葉土・鶏ふんなどを木の大きさに応じ(例えば根元直径10cmくらいの木で堆肥ならスコップ5~6杯、鶏ふんなら3杯くらい)施し埋める。

例えば...バラ(ハイブリットティーローズ系) 枯れた枝や沿い枝を整理したら、全体を3分の1くらい切り戻す。

2.腐葉土つくり
春までにプランターなどに使う用土を春の植え付け作業が増える時期までにつくって準備しておくとよいでしょう。

3.用土の掘り返し
風がなく晴れた日に、花壇や庭土を深く掘り返し、冷気と日光にさらしておく。土中の殺虫や殺菌をし、霜や凍結していた土をほぐすことで、排水性、通気性をよくしましょう。土の中の小石や雑草の根は取り除きます。また、土を細かく砕いておくと植え付けの時にスムーズに作業をすることができます。この作業は、晴れた日に何回か繰り返し実施するのがよいでしょう。

4.芝の除草

5.宿根草の植え付け

日当たりがよく南向きの場所にプリムラやイベリスなどの植え付けができます。
クリスマスローズには液体肥料を水代わりにあげるとよいでしょう。

.ほとんどの落葉樹が休眠期です。落葉樹の移植や剪定の適期になります。(サルスベリ、ハギやザクロなど寒さに弱い花木は12月~3月頃がいいでしょう)

ハナミズキ 花芽がついていない徒長枝と込み合っている細い枝を切り除く程度でよいでしょう。強剪定をすると、太い徒長枝が勢いよく伸びるので注意がひつようです。

カエデ類 移植や枝の整枝・剪定の適期です。 小さな苗木は自由に枝葉をのばし、特に目立つ徒長枝を切り詰める。木が高くなるにつれて、かんぬき枝や立ち枝、からみ枝などの忌み枝や込み合う部分がでてくるので落葉中に枝抜きします。カエデはやわらかく伸びる側枝が持ち味ですから、細かい剪定は行わないことです。手で折ることがコツです!!

バラ 鉢植えの植え替え、剪定。ただし、冬に凍結するような寒冷地では3月ごろがいいでしょう。つるバラは、休眠中は、つるの水分が少ないため強く曲げても折れにくく、枝と枝がこすれても芽が落ちにくいです。3年以上の枝には花が付きにくいので剪定をし、新枝を大切に育てていきましょう。

プリムラ、パンジー、ビオラなどの花が咲いていれば、随時花がらを摘みます。厳寒期に備えて日当たりが悪い場所や風通しがよすぎる場所では、腐葉土やピートモス、バーク堆肥などで株元を覆っておきます。チューリップなどの春咲き球根の植え付けをこの中旬までに済ませましょう。宿根草・ゼラニュームなどの切り戻しをして下さい。

腐葉土つくり 落ち葉を利用して、腐葉土をつくってみませんか? 落ち葉に水をかけて湿らせたものを、大型のポリバケツにいれて20cm積む。足で踏み固め、油かすまたは米ぬかを一握りかける。これを繰り返して、バケツ一杯になったら蓋を閉める。1ヶ月ごとにかき混ぜる。3~6ヵ月後には手で握るとぼろぼろに崩れるようになり、腐葉土の完成です。

病害虫 冬季の薬剤散布としては、12月下旬までにカイガラムシとハダニに効果があるマシン油乳剤を散布するといいですよ。

すっかり朝晩が冷え込み冬がそこまで来ています。晩秋の庭のお手入れをしましょう。

○防寒対策
  雪つりや雪囲いを準備しましょう。敷き藁もよいでしょう。
  冬を越して咲く春咲きの球根のうちの多くは、寒さにあわないと花芽が形成されないのですが、南アフリカ原産のフリージアなど一部の球根は寒さに弱いのでマルチングなどの防寒が必要です。

○剪定
  キャラボク、シイ、モチノキ、モクセイ、イヌツゲ、コウヤマキなど
  フジ・・・葉が落ちて花芽がはっきりしたら、花芽を残して強く切り込む。
  
○植え付け
  落葉広葉樹など
  パンジー、ビオラ、サクラソウなどの苗を準備し、植えつける
  チューリップの球根を植えつける