この「青岸寺」の庭園は、国指定の名勝になっておりますが、この庭園も「徳源院」と同様に、檀家さんも少なく、補助金もカットされてきて、庭園維持が難しくなってきております。数年前からは「京都造形芸術大学通信教育部 ランドスケープデザインコース」の学生の方たちによるボランティア活動で、庭園の維持活動が行われています。
当社も共同参画ということで支援を行っております。
昨年は、庭園の最奥の「三尊石」が傾き、修復活動を行いました、その際には、文化庁の調査活動にもメンバーとして加わり修復を終えております。

しかし、問題なのはこの学生さんたちもいつまでも当寺に関わることが出来なくなりつつあり、地元の方たちの協力へとシフトしていかなければならないということです。
そこで、地元の方にこの「青岸寺」を再発見していただこうということで、学生さん、檀家さん、当社も含めた関連業者で「米原曳山祭り」の開催時期に併せて、ライトアップと野点を行いました。地元メディアの協力も得て、おかげさまで盛況のうちに終わることが出来ました。
ライトアップは今回、初めてでしたが、偶然にも、台風の影響で枯山水の庭園に「水」がはり、年に数回しか見られない光景を沢山の方たちに見ていただくことも出来ました。

庭園の維持活動 庭園のライトアップ

 

11月の末頃には紅葉のライトアップを行う予定で、また、新たな一面を見ていただくことが出来るかもしれません。
このような活動を踏まえ、「青岸寺」に少しでも足を運んでいただくことが出来れば、庭園も維持していくことが可能になります。

本年度4月から「伊吹薬草の里文化センター」で「葉がりのコツをマスター」ということで講習会を開いてきました。
この講習会の最後の仕上げとして、「徳源院」にて実地研修を行いました。(09年9月19日)

この「徳源院」の庭は滋賀県の指定を受けている庭ですが、ここ数年は県からの補助金もカットされ、かつここの寺院は檀家さんもいない寺院で、庭園の維持も相当苦労されておられます。このままでは庭園も廃れてしまうということもあり、今回、講習会の受講生たちの実践活動の場として、住職の山口氏と相談の上開催いたしました。

私のほうが先ず、この庭の構成の説明を行い、山口氏からは歴史的な背景の説明を行い、普段は触れることの出来ない庭に立ち入り、実際の作業を行いました。

約2時間ほどの作業でしたが、受講生の方たちからは、好評のうちに終了いたしました。

徳源院での葉刈り講習会 徳源院での葉刈り講習会2

今回の好評を受け、山口氏からも依頼を受け、今後同様の活動を継続予定です。