《彦根城・玄宮園の管理》

剪定等の管理 剪定だけではありません

◇◇ゴヨウマツの手入れ◇◇
平成19年は夏の水不足による枝枯れが多かったのですが、平成20年はそれもなく、また毎年発生するマツカサアブラムシの被害も少なく、成長が良いので、剪定を行いました。ただ、強剪定がすぎると枝枯れがでる為、慎重に剪定を行い、お正月に来られるお客様に楽しんでいただけるお手入れをいたしました。是非、一度お越しください。

《青岸寺庭園の管理(国指定名勝庭園)》

さる平成20年12月13日に青岸寺庭園保存管理計画発表会が京都造形芸術大学通信教育部の社会人学生の皆さんにより行われました。
青岸寺の庭園管理は、当社で夏の剪定は行っておりますが、予算の都合で普段の掃除・軽剪定等は学生さんのボランティアで行われています。冬の雪つりも当社の資材・指導のサポートにより、学生の方々がここ3年間やっているという現状です。
過去20数回におよぶ植生調査、現況調査等を行ない、これからの庭園管理はどう行えばいいかを80ページあまりの調査報告書としてまとめ上げ、これからの庭園管理のあり方について熱く語っておられました。 指導教官の尼崎博正教授をはじめ、米原市長、県・市会議員、県文化財担当の方々、檀家の方々等に庭園管理の実情の報告し、理解を深めていただきました。

.ほとんどの落葉樹が休眠期です。落葉樹の移植や剪定の適期になります。(サルスベリ、ハギやザクロなど寒さに弱い花木は12月~3月頃がいいでしょう)

ハナミズキ 花芽がついていない徒長枝と込み合っている細い枝を切り除く程度でよいでしょう。強剪定をすると、太い徒長枝が勢いよく伸びるので注意がひつようです。

カエデ類 移植や枝の整枝・剪定の適期です。 小さな苗木は自由に枝葉をのばし、特に目立つ徒長枝を切り詰める。木が高くなるにつれて、かんぬき枝や立ち枝、からみ枝などの忌み枝や込み合う部分がでてくるので落葉中に枝抜きします。カエデはやわらかく伸びる側枝が持ち味ですから、細かい剪定は行わないことです。手で折ることがコツです!!

バラ 鉢植えの植え替え、剪定。ただし、冬に凍結するような寒冷地では3月ごろがいいでしょう。つるバラは、休眠中は、つるの水分が少ないため強く曲げても折れにくく、枝と枝がこすれても芽が落ちにくいです。3年以上の枝には花が付きにくいので剪定をし、新枝を大切に育てていきましょう。

プリムラ、パンジー、ビオラなどの花が咲いていれば、随時花がらを摘みます。厳寒期に備えて日当たりが悪い場所や風通しがよすぎる場所では、腐葉土やピートモス、バーク堆肥などで株元を覆っておきます。チューリップなどの春咲き球根の植え付けをこの中旬までに済ませましょう。宿根草・ゼラニュームなどの切り戻しをして下さい。

腐葉土つくり 落ち葉を利用して、腐葉土をつくってみませんか? 落ち葉に水をかけて湿らせたものを、大型のポリバケツにいれて20cm積む。足で踏み固め、油かすまたは米ぬかを一握りかける。これを繰り返して、バケツ一杯になったら蓋を閉める。1ヶ月ごとにかき混ぜる。3~6ヵ月後には手で握るとぼろぼろに崩れるようになり、腐葉土の完成です。

病害虫 冬季の薬剤散布としては、12月下旬までにカイガラムシとハダニに効果があるマシン油乳剤を散布するといいですよ。